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もっとスッキリさせましょう  テニス中継にまつわるコメント&批評そのほか

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アップセット・レディース

 昨日、感動的な試合を見た。名勝負はいつも決勝ばかりとは限らない。グランドスラム大会なら1回戦でも十分に起こりえるのだ。直前の「エイゴン国際」で優勝したパスゼックが、ウォズニアッキにアップセットしたのだ。こう聞くと、ウォズニアッキの調子が悪かったように思うかも知れないが、決してそうではない。先週に初戦負けしたおかげで、やる気もコンディションも十分だった筈だ。ここ2年はナンバー1だった彼女が、よもや2週続けて1回戦で負けるとは夢にも思わなかった。全仏での「アザレンカ対シブルコワ」戦もそうだが、なぜこうも女子のアップセット試合にばかり感動するのか自分なりに考えた。女性の方が男性よりも勝負への執着心が強いのもあるが、それまであまり認められずにいた選手が、自分よりも強いとされる選手を倒す事でそのアイデンティティが(驚きを持って)多くの人に見出されるから、が理由だと思う。勝負事にドライな欧米では勝者には寛容だが、敗者には厳しい。どんなに善戦しても最後に負けたのでは評価は変わらない。テレビ中継の解説者を始めとする関係者はもとより、そのスタジアム中の観客や、テレビ観戦している億単位の人が、多分シード選手が勝つだろうという前提で試合を見ている。つまり完全アウェー視の中で自分が勝つのを信じているのはその選手1人だけだ。時にはその自分自身さえも「今日はムリだ。諦めろ。」と思う瞬間があるだろう。そんな状況で勝つ事がいかに大変かは想像できる。  雨で屋根を閉めたせいで、やたらボールをヒットする音が響くセンターコートでの第1セットが70分、第2セットは77分、第3セットは45分かかった壮絶な試合にパスゼックは勝った。あのウォズニアッキと徹底的に打ち合って最後にはKOしたのだ。1セット目を逆転で取り、2セット目にはマッチポイントまで在りながら負けたウォズ二アッキには相当なダメージだったろう。でも、こんな素晴らしい試合をまた見てみたい。(ひねくれた見方しかできないが)テニスファンで本当に良かったと思う。  お気に入りの選手以外の試合もたまには見たほうがいい。貴方のつまらない先入観を覆すビッグサプライズが待っている。
テニス全般 | 投稿者 オッドマン1号 20:14 | コメント(0)| トラックバック(0)
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