2013年04月03日
メジャースポーツへの長い道のり
テニスがこの国でメジャースポーツとして扱われるにはある条件をクリアしなければならない。4大大会のシングルスで日本人選手が優勝する事である。サッカーがマトモに扱われるようになったのは20年前にJリーグをつくったからではなく、日本サッカー界の悲願であったW杯出場を果たしたからだ。個人的には権威主義は大嫌いだが、それでしかこの国のテレビやマスコミが認めようとしないなら、不合理でもそうするしかない。仮に錦織が全豪の決勝まで勝ち進めば、(多分NHK総合あたりが)イヤでも決勝の試合を生中継せざるをえないだろう。そうやって1つ1つ壁(と言う名の差別や偏見)を突き崩す以外に道はない。だだ、なんと面倒くさいことだろうか。卓球やバドミントンも五輪で(こちらもなぜかシングルスで)金メダルを獲得でもしないかぎり同様だろう。
メジャースポーツを勝手に間違えてしまったのはこの国のテレビやマスコミなのに、なぜテニスや卓球などのスポーツがその代償を払わなければならないのだろうか。これほど極端なスポーツ差別をやっている国なんて聞いたことがない。スポーツの捉え方がなぜこうも欧米と違うのか、誰か分かる人がいたら教えて欲しい。
2013年04月02日
はやい、おおい、やすい
理想のテニス中継を具体化したのが今回のタイトルだ。1番目の早いは放送時期でもちろんライブの事だ。今どき録画放送なんて再放送か、タダテレビでしか見ないだろう。2番目の多いは生中継の頻度である。GAORAみたいに土日だけなんてセコイことをしないで、月曜から週単位でカバーするのが当たり前の時代なのだ。3番目の安いは料金で、最も重要である。タダが理想ではあるが、現状ではあまり望めないので月額2500円以内で4大大会とATPマスターズ1000と500、WTAのプレミア大会が見られれば理想的だ。放送はテニス専門チャンネル1局の方がいい。
これはワタシの願望でしかないが、なるべく安価で主要なテニス中継を見られるシステムをつくるのが急務だ。(WOWOWとGAORAで年間5万円近くもかかるのはどう考えてもおかしい。)たとえ有料でも、優れたテニス中継が実現したならたくさんの人に支持され、テニスがこの国でも人気ナンバー1のスポーツになるのも決して夢ではないだろう。ぜひそうなって欲しいものだ。