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もっとスッキリさせましょう  テニス中継にまつわるコメント&批評そのほか

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テニスゾンビ急増中!

 この国にも立派なゾンビが居るのをご存知だろうか?様々な事情によりWOWOWやGAORAが見られない人達はこう呼ばれる、「テニスゾンビ」と。(もちろん私が勝手に命名した)彼らが増え始めたのは2003年頃からだ。その年からNHKがウインブルドンのライブ中継(BS)を止めたのをきっかけに、この国のテレビにおけるテニス離れが急速に進行する。そう、タダテレビからテニスを締め出したおかげで、いわゆる地獄の門が開いてしまったのだ。テニスが見られるうちは善良な人達も、テニスレスの状態が続くとゾンビに変わってしまう。とくに今頃の季節は、自国で開催の大会も見られないという耐え難いジレンマに陥る為に、その数が急増するのだ。映画のゾンビが生者の新鮮な肉を欲するように、また彼らもテニスのライブ中継を求める。地上波の録画では効果がなく、ライブでないといけない。ネットのストリーム中継もあるにはあるが途中で画が止まったり、切れたりするので完全ではない。やはりテレビのライブ中継が1番いい。テニスのライブを見ている時だけ元の人間に戻るが、それを最低1週間は続けないとまたゾンビになってしまう。これはテニスファンなら誰にでも起こりうる恐怖(?)の現象なのだ。  やはり我慢は体にも精神的にも良くない。テニス断ちなんて到底出来るわけないだろう。テニスの面白さに1度でも触れた者にはテニス中継が見られないのは苦痛である。とにかくなんとかしなければ、この国はテニスゾンビだらけになってしまう。今すぐ対処し始めるのだ。映画の様に手遅れにならない内に・・・。
テニス創作話 | 投稿者 オッドマン1号 23:55 | コメント(0)| トラックバック(0)

私をインドアに連れてって

 ようやく暑さもひと段落した。短いアジアツアーが終わるとインドアのシーズンになる。個人的に言えば、テニスはインドアに限る。まず、雨の心配がない。全仏、ウインブルドン、五輪に全米と今年は雨ばかりである。テレビ観戦でもイライラするのに、安くないチケットを買い、わざわざ会場に行って「今日の試合予定は1日キャンセルです。」と言われたら相当なショックだろう。「テニス観戦なんてもう2度と行かない。」と思われたら大損失だ。だからこそメインコートに屋根が必要で、最低でも1試合はプレイ可能な状態にすべきだが、未だに4大大会さえそうなってはいない。会場に来た人に辛抱強さを求めてはダメだ。いつでも快適に観戦できるようにお金と時間をかけて雨対策をしなければならない。長い目で見れば、その事が多大なメリットになるのだから。  インドアのいい点その2は会場の雰囲気がいいことだ。アウトドアのように周りの騒音や風に煩わされず、試合が面白ければウェーブも自然に起こるし、会場全体に一体感が生まれて楽しい。そうでなければ熱心なリピーターにはならない。ほとんどの大会が行われるヨーロッパが寒いのが1番の理由だろうが、季節によってインドアでも出来るのがテニスの良い所だ。(かつての)この国で開催していた「セイコースーパーテニス」やデ杯決勝の翌週に大会があった「グランドスラムカップ」が今になると懐かしい。インドアの国際大会が年に一つも無いなんて、えらく寂しい国になったものだ。  今年のツアーファイナルは女子がトルコのイスタンブールで、男子はまたロンドンだ。まだ少し先の話だが、こたつに入ってみかんでも食べながらテレビで見るのが「正しいインドアテニス観戦様式」じゃないかと思う。    
テニス全般 | 投稿者 オッドマン1号 16:54 | コメント(0)| トラックバック(0)

テニスのある生活とない生活

 全米が終わると、またテニスレスな生活に戻ってしまった。なんとなく活力が失われた気がする。テニスが見られる状況とそうでない状況では確かに差がある。多少のメリハリは必要だが、見られる方が絶対いい。どんなに小さい大会でも、録画でも(タダなら)別に構わない。いいかげんWOWOWやGAORAと本契約しなさい、と誰かに言われそうだが、心の中で何かが引っかかっていてそれに踏み切れない。テニスが一番大事なスポーツなのも、何度も言ってきた日本のタダテレビが役に立たないのも十分承知しているけれど(ネットのストリーム中継は今回は対象外にする)とにかく有料だと嬉しくない。同じ大会を見ても、有料と無料ではワクワク感が著しく違うせいだろう。タダのライブ中継が100点だとすると、有料の場合は最高でも60点ぐらいだ。だいいちWOWOWには副音声が無いし、GAORAはライブ自体が少ないしと、いちいち文句をつけたがるのは個人的なわがままだろうか。それとも完璧なテニス中継をペイチャンネルに求め過ぎなのか?いずれにせよ私の納得指数がどちらのチャンネルも低いのだ。だからと言ってアメリカやイギリスへ(テレビ観戦したいだけの理由で)行くのも全く現実的ではない。すると必然的に代替(他のスポーツを見る)ぐらいになってしまう。なんとも矛盾しているが、まあ視聴期間限定のテニスファンが一人ぐらいいてもいいだろう。理想と現実のギャップは何にでも付いて回るものだ。  11月のATPファイナルはスカパーe2の無料体験で見る予定だが、それまではどうつなごうか思案中だ。いっその事妥協してしまえば楽にはなるだろうが、それでは自身のポリシーに反する。形は違えども理想を追い求めるのは誰もが同じ。ロト6でもやってみるか・・・。
テニス全般 | 投稿者 オッドマン1号 00:37 | コメント(0)| トラックバック(0)

マレー記念日

 遂にマレーがやった。フルセットの末にジョコビッチを下して、全米のタイトルを初めて獲ったのだ。勝因は最初の2セットをきっちり取って、確実に勝てる形をつくったことだ。ウインブルドン敗戦のフィードバックが上手く出来た。2セットアップしてからも無理にストレート勝ちを狙わず、ジョコビッチの反撃と疲労度具合を見ながら、じっくり5セットまで待つ余裕があった。ここが最大の成長で、試合自体も長いラリーが多く、見ごたえある素晴らしい内容だった。個人的にはフェデラーロディックの決勝も見てみたいと思ったが、結果的にマレーのグランドスラム初優勝を見る事が出来たのはラッキーだった。まさに、セレンディピティとはこういうことを言うのだろう。今まで4強と言われながら、なぜかタイトルに縁が無かったマレーには格別だろう。(ツアータイトルではない)オリンピックの金メダルだけでは本当の意味で認めてもらえない。メジャータイトルを獲って初めて名選手の仲間入りをするのだ。しかし、5度目のチャレンジでタイトル獲得の意味は大きい。コーチのレンドルもそうだったが、今後の全豪やウインブルドンでも、周りが驚くくらいあっさりと優勝するかも知れない。それほど、この1勝はマレーにとっての大きな転機に成りうるのだ。これでまた一つテニスファンに楽しみが増えた。  一人のアンディが引退した同じ大会で、もう一人のアンディが優勝するなんて出来過ぎな気もするが、皆がハッピーならそれでいい。それにしても優勝賞金が190万ドルとは驚きだ。俗な話だが、いったいマレーは何に使うのだろう。ジャパンオープンの暇な時に誰か聞いてくれないだろうか?
テニス全般 | 投稿者 オッドマン1号 17:23 | コメント(0)| トラックバック(0)

「天国の門」再び

 テニスやスポーツのネタはあらかた書いてしまったので、今回のテーマは映画ソフトにした。アメリカの「クライタリオン・コレクション」という会社からあの問題作がブルーレイ(2枚組・40ドル)で発売予定(11月20日)らしい。マイケル・チミノ監督作品では最も有名な「ディア・ハンター」(78年)の次に撮った超大作「天国の門」(80年)である。残念ながら、オリジナル5時間半バージョンではなく、日本でもDVDが発売されている3時間39分バージョン(クライタリオンのサイトでは3時間36分表記なのがよくわからないが)なので、(日本語字幕も無いし)それじゃあ買う必要がないとも思ったが、クライタリオンは画質やその他のクオリティにこだわる有名メーカーだし、すぐに日本版も発売されるという確信もないので、やっぱり個人的には買うつもりだ。「ディア・ハンター」のアカデミー作品賞受賞で一躍時の人になったチミノが、この作品の興行的大失敗で製作会社のユナイト(ユナイテッド・アーティスツ)を潰したのは有名な話である。作品の背景や内容などは検索すればすぐに分かるので書かないが、制作費4400万ドルは(「タイタニック」の2億ドルに比べれば)大した金額ではないと言われそうだが、当時としては常識はずれのレベルだったと想像できる。(いろいろな意味で)ものすごい映画なのは一目瞭然で、この後の「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」(85年)までがマイ・フェイバリットだが、もうチミノは映画を撮らないのだろうか?確かにどの監督にも賞味期限みたいなものがあって、ある時期を過ぎるととたんにつまらなくなる傾向があるみたいだ。私が1番好きだったSF・ホラーの鬼才ジョン・カーペンターも面白かったのは「ゼイ・リブ」(88年)までで、90年代以降の作品は全然ダメである。ある監督作品が好きになったからといって、DVDやブルーレイソフトをコンプリートしよう、などとは思わない事だ。とにかく1度レンタルか、テレビ放映を見てから買ったほうがいい。テニスプレイヤーと同じく人は誰もが歳をとるのだ。輝かしいキャリアなんてほんの一瞬に過ぎない。自分の感性にピンと来た作品だけ揃えたら、それだけで十分である。  今年一番のイベントは11月にある「ATPファイナル」と「天国の門」のBD発売になりそうだ。人間にとっての幸せは遠くではなく、ほんのすぐ近くにあるというのはどうやら本当らしい。
映画ソフト | 投稿者 オッドマン1号 02:10 | コメント(0)| トラックバック(0)

超難問?デルポトロ攻略法

 今大会限りでの引退を表明したロディックにとっての最初のビッグマッチが明日の朝にある。あの錦織キラーのデルポトロ戦だ。ロディックには是が非でも決勝まで行って欲しいが、この全米での優勝経験がある強豪を倒すのは至難の業だと言える。私もブラッド・ギルバートの名著「ウイニング・アグリー」に習い、デルポトロのアラ探しをしているが、これといった解決策はまだ見つからない。ただ、断片的な要素から自分勝手な「デルポトロ攻略法」のいろいろな仮説を立ててみたい。  1、リターンゲームはイマイチ?  デルポトロのサービスリターンはあまり上手くない。五輪SFのフェデラー戦でも、すんなりブレークしたのは1回のみで、これはビッグサーバーのロディックには有利に働くはずだ。サーブの調子が良ければ、自分のゲームはまずキープ出来るだろう。  2、バックサイドをねらえ!  トロイツキがやっていた徹底的バック狙いはどうだろう。明らかに得意のフォアに比べると、バックはいささか不安があるように思える。両手打ちなので安定はしているが、サーブ、ストロークともにバックサイドをメインに攻めたほうがいい。ナダル同様、バックとフォアの切り替え時のミスも狙えそうだ。  3、緩急と前後への揺さぶり  錦織に強いという事実は、同じスピードや高さのボールでの打ち合いではまずいという事だ。特に、低くて速いフラットボールと遅いスライスへの対応は抜群である。フェデラーに決勝で勝ったのもそのせいだと考えられる。と、なると対錦織戦でチリッチの使っていた特有のはねるサーブや、ベースライン付近へのループぎみのボールが有効ではないか?またデルポトロはネットプレイもそつなくこなすが、この長身選手にはベースラインで打ち合うよりも、足への負担が大きい前後への揺さぶりが効果的だと思う。ロブも怖がらずに試した方がいい。長身だからロブはやってこないだろう、という思い込みの裏をつくのだ。(ただ、実際の試合で使っている対戦相手をあまり見ないが。)とにかくどういった方法でもいいから、デルポトロのプレイのリズムを崩すのが重要だ。  4、最終手段はタイブレーク活用  自分のサービスゲームのキープだけに専念し、わざと消耗戦に持ち込んで最終的にタイブレークを取るやり方だが、もちろん一歩間違えば自滅覚悟のギリギリ戦法である。自身の体力、メンタル共に消耗し、一番面倒くさいが強敵を倒すのに手段を選んではいられない。次の試合は考えないことで実行できるが、なるべくなら避けた方がベターだ。  いずれにせよ、この試合に勝たなければロディックのキャリアは終わる。自分の出来る最高のプレイをして、夢を繋いで欲しいものだ。 
テニス全般 | 投稿者 オッドマン1号 16:19 | コメント(0)| トラックバック(0)

必勝!?デルポトロ戦法

 錦織が敗れた。相性が良いと思われたチリッチ相手に1セット取るのが精一杯で、ほぼ完敗に近い。明らかにこれまでとは違う試合内容だが、それはなぜか?今回の対戦でチリッチはあるプレイヤーの錦織攻略法を自分のプレイに取り入れていた。シードがついた現在の錦織を持ってしても、どうしても勝てないトップ10プレイヤーのデルポトロである。彼と同様に長身でビッグサーバーのチリッチにしてみれば、至極当然だろう。この「デルポトロ戦法(仮)」にいく前に、錦織がアップセットしたトップ10プレイヤーを見てみよう。同じ全米で勝ったフェレール、以前のブレイクやインドアでのジョコビッチなどだが、共通の特徴がある。ベースラインで同じペースのボールを打つプレイヤーである。このスタイルのプレイヤーに錦織は強い。逆を言えば錦織攻略の鍵は、同じスピードや高さのボールを続けて打たない事だ。緩急をつけるのが1番いい。チリッチもベースライン付近で高くはねるボールを意識的に入れて、錦織にハードヒットされないようにしていた。もう一つの効果的な戦術はアングルの多用である。器用そうな錦織があまり上手く対応できないのがアングルショットで、サイドラインから外に逃げていくボールがフォア、バックサイド共に苦手に見える。このショットでオープンコートをつくってからダウン・ザ・ライン(ストレート)のウィナーを取るパターンも度々あった。勿論サーブも同じ狙いだ。  今回の敗戦の意味は大きい。「デルポトロ戦法(仮)」が錦織に有効な事がハッキリ証明されたからだ。もしチリッチ以外のプレイヤーもこのやり方をやってきたら、錦織のサクセスストーリーはすぐに終わるかも知れない。そうならない為には対応策が急務だが、「天才型プレイヤーはフィードバックが苦手」なのは錦織も同じらしい。今、1番の岐路に彼は立たされている。トップ20台が最高でキャリアを終えるか、それともトップ10に食い込む世界的な選手にまで登りつめるかのどちらかだ。ピンチの時にブレイクスルーのいいアイデアを思いつくのも、超一流プレイヤーになる為に必要な条件と言えるだろう。
テニス全般 | 投稿者 オッドマン1号 13:22 | コメント(0)| トラックバック(0)