2013年09月14日
フィードバック無しでは、勝利もまた無し
日本チームが追い込まれた。デ杯プレーオフ2日目のダブルスは成す術なくコロンビアのペアに惨敗し、明日のシングルスで2連勝しなければワールドグループへの復帰はない。昨年の対イスラエル戦での悔しい敗戦が全く活かされていないようだ。「デ杯のカギはダブルス」だというのに、それを軽視しては勝利は遠い。日本の絶対的エース錦織が出場して2勝したとしても、残り1つを取れなければ負けるのは同じだ。仏や錦織を頼っても、現実は何一つ変わらない。現在の日本チームに必要なのは、ブライアン兄弟(米国)のような強いダブルス専門のスペシャリストなのだ。仮に運良くワールドグループに復帰したとしても、強いダブルスのペアなしではまた入れ替え戦に逆戻りだ。従来のシングルス重視の考えを捨て、初日と3日目のシングルスが1-1のタイでも勝てるチームにした方がまだ現実的だと思う。
また有明でコロンビアチームの胴上げを見る事になるのだろうか。それとも昨年の雪辱を見事に果たして、添田がニューヒーローになるのか。いずれにせよこれ位の壁が越えられないようでは、今だ反テニスを貫くこの国に新たなテニスブームを起こすなんて到底不可能だぞ。
コメント
この記事へのコメントはありません。