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もっとスッキリさせましょう  テニス中継にまつわるコメント&批評そのほか

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本音と建て前

 ロンドン五輪が開幕した。28日の中継を見た感想はいいニュースが6割、そうでないニュースが4割といった所だった。いいニュースはもちろんNHKのストリーム中継だ。バドミントンのスエマエの試合やハンドボールの予選、肝心のテニスもライブで見る事ができた。P2Pに繋がなくても十分高画質である。余計な日本語の実況と解説がないのが一番いい。まさにテレビの中継がビギナー向けで、ネットは上級者向けと完全に差別化されているのが今の状況をハッキリ示していて面白い。テレビから締め出されているのは変わらないが、だからといって無理にテレビに迎合しなくてもいいんじゃないか、とも思った。テレビとは違う選択肢がネットにあるなら、それもいい。どちらが好みかは見る人次第だろう。  さてバッドニュースにも触れなければならない。テニスの試合を見てすぐに気付いたのは、やはりオリンピックはエキシビションだという事だ。フェデラーを始めとするスタープレイヤーがたくさん出ていても、普段のツアーレベルの緊張感がない。特に負けた選手に共通して感じたのは、やけにいさぎが良いことだ。1セット目を失い、2セット目も相手にリードをされて負けが見えてくると、そこから挽回しようとする感じがない。是が非でも勝とうとする姿勢がいつもより希薄なのだ。確かにここで勝ってもポイントはつくが、実利(賞金)はない。どんなに立派な理由づけをしても、プロ選手の彼らにしてみれば結局タダ働きなのである。現在でも十分リッチでフェイマスなのに今更どうして、と思うのも無理はない。いくら国の代表で出場しても、予選もない五輪に大した思い入れもない選手も居るだろうし、モチベーションが低いのも良く分かる。頭では分かっているつもりでも、こういう所にプロとしての本音が見えてしまう。やはりメダルだけではなく、他のアメが必要なのだ。  とはいえ、ワンウイークの間テニスの大会が見られるなら損はしない。モチベーションが低い中どうプレイするのか、別の意味で楽しみだ。余計な事だが、ハク付けの金メダル獲得よりUSオープンシリーズにでも出た方がプロテニスプレイヤーの本分に叶うと思うのは私だけだろうか。それに本気の勝負が見られないなら、金で薄汚れたオリンピックにテニスは必要ないだろう。
五輪とテニス | 投稿者 オッドマン1号 14:30 | コメント(0)| トラックバック(0)

陰謀渦巻くテレビジョン

 NHKのロンドン五輪放送予定をホームページで見た。大方の予想どおりテニスに関してはひどい扱いである。まずライブと地上波の放送は全く無いようだ。(男子決勝のみ総合でも放送予定あり)シングルスはBS1で30日に1回戦、8月の1日に2回戦、2日に3回戦、4日に男女準決勝、5日に女子決勝、6日に男子決勝とあるが、いずれも録画のハイライトだろう。錦織ほかの日本勢の活躍があればいくらかは変わる可能性もあるだろうが、ここ2大会と大して変わらないスタンスで、メダルは期待薄なのがありありだ。仮に錦織が決勝に進出してもライブで放送しないのだろうか?そんなテレビ局は即、免許取り消しだ。  (開会式が終わった直後の)28日の1回戦から8月2日のQFまでは19時30分から、3日のSFからは20時からの(正に)ゴールデンタイムに試合があるというのにライブ中継しないNHKには失望の2文字しかない。同じウインブルドンでの大会なのにこの温度差は一体どこから来るのだろう。勿論テニスだけではなく、ハンドボールやバドミントンだってサッカーと同じ様にライブで長時間見てみたい。そう思う人がたくさんいるのだ。便利なマルチ放送はこういう時の為にあるのではないか。民放キー局各チャンネルで1つづつサブチャンネルを増やしても最低5種目余計に放送できる。BSも含めれば10種目だ。出来ないのではなくやらない、やりたくないのが現実、それがこの国のテレビの驚くほど低レベルな限界だろう。  大会の主旨が変わってもオリンピックを見たいのは誰もが同じなのに、競技によって取り上げ方に明確な差があるのはテレビ側の完全な陰謀だ。この状況を絶対に認めてはならない。テニスファンがテニスを見たいのは当然で、この国のテレビが全くもっておかしいのだ。  日本のテレビが役に立たないなら選択はやはりアレしかない。たしかユーロスポーツも五輪中継をやるはずだ。(自分勝手な予想をすれば)フェデラーが金メダリストになる瞬間を見るには不本意だがそれしかなさそうである。
五輪とテニス | 投稿者 オッドマン1号 20:09 | コメント(0)| トラックバック(0)

金メダルの価値

 全仏とウインブルドンが終わるとロンドンオリンピックがあるが、プロのテニス選手にとってオリンピックの金メダルはどのくらいの価値があるのだろう。  永らく正式種目から外れていた硬式テニスが復帰したのは88年のソウル五輪からだ。その年に年間グランドスラムを達成したグラフが金メダルも取りゴールデンスラムと呼ばれたが、グラフがプロとして評価されるのは4大大会で20回を超える優勝をしているからで、金メダリストだから、では決して、ない。カプリアティやエナン、ビーナスもそうだ。 事実、北京五輪の金メダリストのデメンティエバはいい選手だったが、グランドスラムは無冠のせいで過小評価されたし、アテネの男子金メダリスト、マスーはチリでは英雄になったがその後名前を聞かなくなった。  やはりプロはツアーで勝ってなんぼの存在で五輪はエキシビションに過ぎないのだ。ただし、この国では事情が違うのかも知れない。マイナー球技を返上したい日本のテニス協会にとってオリンピックで勝つことが至上命題なのはいうまでもない。もう一度ウインブルドンで行われる世界一有名なエキシビション大会で日の丸は揚がるだろうか。
五輪とテニス | 投稿者 オッドマン1号 20:20 | コメント(0)| トラックバック(0)