2012年10月01日
テニスレスとスタースポーツと最後に・・・
テニスレス解消の為に始めたロト6で4等(11500円)に当選した。嬉しいのは嬉しいが、これではWOWOWもGAORAも数ヶ月しか見られないので、11月発売のブルーレイソフトにまわすことにした。だからまだテニスレスのままである。ストリーム中継は見ようと思えば見られるので完全なテニスレスではないが、落ちつかないネットよりテレビの方が断然いい。ただ、自分の中でテニスはタダで見るものと決めつけているので、ペイチャンネルには縁がない。多分、93年の4月から06年1月まで見ていた「スタースポーツ」(香港のタダ衛星放送)のせいだろう。94年までは4大大会が全てライブで見られたし、95年~97年は全仏を除く3つ、98年からは2つ(ウインブルドンと全米)に減ったものの、タダなので何の問題もない。その頃のWOWOW、GAORA共に(現在と比べても)ライブも極端に少ない貧弱な内容だったので、余計にスタースポーツが面白く見えた。初めてライブで見たヨーロッパのインドア大会「グランドスラムカップ」(93年)でチェコのペトル・コルダ(98年全豪優勝)が当時世界1位のサンプラスと2位のシュティッヒを、どちらも4時間オーバーのマラソンマッチで下して優勝したのが私のベストオブ2マッチである。03年の全米でWOWOWがなぜかスキップした女子SF「エナン対カプリアティ」戦もライブで見られたし、何よりも個人的なスポーツ観を一変させてくれた。今のストリーミング中継のはしりとも言える「スタースポーツ」はテレビにおけるスポーツ中継の1番良い形を示していたのだ。タダのライブ中継がいかに沢山の人に有益で、かつ大きな影響力を持つ事をはっきりと証明したのである。それに立ち会えた事がホントに幸福だったと思う。
このブログを書き始めて今回できりのいい50コ目のタイトルなので、これをラストにしたい。この場を提供してくれたテニス365さんと、アクセスしていただいた方には感謝している。一時でもスポーツライター気分になれた事が私にとっての財産になった。特に「カウンターテニスの真実」と「名勝負の裏側」はずっと書きたいと思っていたので、その夢が叶えられて十分に満足している。どんな形でも自分を表現するのは楽しい。上手いかどうかではなく、1度やってみるのが重要だ。
最後にテニスに携わる全ての人と、テニスファンが幸福でありますようにー。おしまい。