2013年07月08日
デ・ジャ・ビューティフル・サンデイ
遂にマレーとイギリス国民の悲願が叶った。ジョコビッチをストレートで下して、見事に77年ぶりの地元勢優勝を成し遂げた。まさに快挙、素晴らしいと言うしかない。おそらく今年最高のテニスシーンであろうこの決勝を、ライブで見られたテニスファンは本当に幸せである。たとえテニスファンでなくともこの試合を見ていれば、テニスがいかに面白く、そして愛すべきビューティフル・スポーツなのかを理解するはずだ。寛容なテニスの神様は、まだこの国を見捨ててはいなかった。
この記念すべき出来事にデルポトロが深く関わっているのは間違いない。彼がSFでやたら長い試合をしたおかげで、そのダメージを被ったままのジョコビッチにマレーはすんなり勝つ事ができた。昨年のロンドン五輪での金メダル獲得も同様である。2度も同じパターンで自らの力をお示しになる辺りが神様らしい。アンディの為に「神が遣わした使者」なんて、当のデルポトロは全く気づいてもいないのだけれど・・・。
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