2013年08月03日
テニスとGAORAと覚悟
GAORAが当初予定していた「ATPシティ・オープン決勝」(ライブ)を「インディ・カー中継」(ライブ)に差し替えるらしい。これでは「夏のテニス祭り」が全くやる気のない、かけ声だけの空しいキャンペーンだと自ら認めたようなものだ。大体「テニス祭り」というからには当然テニスファンに向けた企画のはずで、期間中はテニスを最優先で扱い、その他のスポーツはサブ扱いが当たり前だろう。それすらも出来ないのなら、無意味なキャンペーンなどしない方がいい。
今日までGAORAが、スポーツ専門チャンネルの体裁を保ちながらどうにかやってこれたのは、みんなテニス(中継)のおかげなのに、それも理解していない。こんな魅力薄のペイチャンネルに加入したいと思うテニスファンが本当にいるのか疑わしい。C・Tも当分の間はネットでガマンするしかないようだ。
GAORAがこれまでどおりの野球を最優先する姿勢を変えない限り、今後もテニスファンから(本質的に)支持される事はないだろう。もちろんテニス(中継)での金儲けは到底無理だ。悪循環を根本から変えるのに必要なのは、テニスとこの国でのタブーに本気で向き合う覚悟だけだ。
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