2013年07月25日
テニスとバドミントンに不在のパートナー
GAORAが8月に「夏のテニス祭り」を予定しているらしいが、ライブ時間が増えるのは「ロジャーズ・カップ」だけで他の大会はいつもどおりの編成だ。まあ、新しい試みは良しとしたいが、1大会だけをマトモに取り上げてもそれを継続しなければ目に見える変化は期待できない。BSに移行した「Jスポーツ」でのバドミントン中継も同様で、世界選手権とスーパーシリーズのプレミア大会(ATPでいえばマスターズ1000シリーズにあたる)だけをピックアップしても大したブームにはならないだろう。要はサッカーのJリーグをずっと下支えしたスカパーの様に、その競技を愛し、良い時も悪い時も変わらずに応援し続け、さらに盛り上げようとする強力な(テレビの)パートナーが必要だという事だ。(本気で)テニスやバドミントンのブームを作ろうと奮闘してくれるスポーツ専門局が1つもないのが、この国での最大の失策だろう。
日本人には夢や、明日へのビジョンといったものが全然無いのだろうか。この先ずっと、あんな珍スポーツだけに依存するのがどれ程バカらしい事かをよく考えたほうがいい。今でもその素晴らしさを正当に評価されていないテニスやバドミントンは、ボンクラなテレビ局に使い捨てられるような安っぽい玩具では決してない、のだ。
コメント
この記事へのコメントはありません。