2013年05月26日
テニス開放デイ
事実上テニスヘイトのこの国で、1年にたった6日だけタダで4大大会のライブが見られる日がある。どうして6日間かというと、あからさまに差別をしている事をごまかす意味合いもあるが、本当はテニスをあまりよく知らない人々にその素晴らしさや面白さを気付かれない為である。テニスファンになるきっかけは、4大大会での名勝負を見てからというケースが圧倒的に多い。わざわざ地上波から全仏と全米を締め出したのはそのためだ。野球や相撲、サッカーファンになるのはいいが、テニスファンになられては困る(放映権料が高くて時間のかかるテニス番組を買いたくない)というのはテレビ側の勝手な理屈で、(相変わらずの)テニス蔑視の風潮をつくっているのは間違いない。
全仏は例年通り開幕するのに、いつまでも無視を決め込んでいるなんてバカらしい。これだけ堂々と非常識がまかり通るこの国で正常なのはテニスファンだけだ。
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