2013年04月03日
メジャースポーツへの長い道のり
テニスがこの国でメジャースポーツとして扱われるにはある条件をクリアしなければならない。4大大会のシングルスで日本人選手が優勝する事である。サッカーがマトモに扱われるようになったのは20年前にJリーグをつくったからではなく、日本サッカー界の悲願であったW杯出場を果たしたからだ。個人的には権威主義は大嫌いだが、それでしかこの国のテレビやマスコミが認めようとしないなら、不合理でもそうするしかない。仮に錦織が全豪の決勝まで勝ち進めば、(多分NHK総合あたりが)イヤでも決勝の試合を生中継せざるをえないだろう。そうやって1つ1つ壁(と言う名の差別や偏見)を突き崩す以外に道はない。だだ、なんと面倒くさいことだろうか。卓球やバドミントンも五輪で(こちらもなぜかシングルスで)金メダルを獲得でもしないかぎり同様だろう。
メジャースポーツを勝手に間違えてしまったのはこの国のテレビやマスコミなのに、なぜテニスや卓球などのスポーツがその代償を払わなければならないのだろうか。これほど極端なスポーツ差別をやっている国なんて聞いたことがない。スポーツの捉え方がなぜこうも欧米と違うのか、誰か分かる人がいたら教えて欲しい。
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