2013年01月16日
映画「ゼイリブ」に見るテニスヘイトの実態
昨年の11月にワタシが好きな映画「ゼイリブ」がブルーレイで発売された。(といってもアメリカで、なので輸入盤を買った。)SF/ホラーのジャンルで一時代をつくったジョン・カーペンターのトーンが出ている最後の作品だと個人的には思っている。これ以降の作品はメジャーでの制作を意識したカーペンターの狙いが外れて、つまらない駄作ばかりになってしまった。
エイリアンが地球を侵略する話は腐るほどあるが、洗脳という(めんどくさいが狡猾で影響力のある)やり方は初めて見た。内容はネタばれになるので触れないが、この作品で描かれた洗脳のやり方が現在の日本におけるテニスヘイト(差別)と似たようなものだ。それがテニス隠しで、テニス中継をタダのテレビ(NHKは除く)からほとんど駆逐した。勿論これは日本のテレビ側の意図した陰謀で、金がかかる割に数字(視聴率)が取れないテニスの締め出しである。関心を下げて興味を失わせるとは何と汚いやり口だろうか。見たい人はペイテレビで、は単なる言い訳で、自分達の興味の無さをはっきり示している。もうテニスがこの国のタダテレビにもてはやされることも、大々的に取り上げられることも多分ないだろう。それにしても随分とバカなことをしたものだ。テニスが人気スポーツとしてまともに扱われないなんて、世界的に見ても珍しいシェイムレス(恥知らず)な国ではないか。
この国でテニスファンは当分幸せにはなれない。お金がある人は国外に行き、無い人はストリーム中継を見て雰囲気を感じよう。それがこのクソッタレな国でテニスファンでいられる唯一の手段かも知れない。
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