2013年08月30日
全米OPでの「ロング・グッドバイ」
ブレイクが引退した。現役最後の大会を全米OPにしたいと思うのは、アメリカの選手なら当然だろう。プロテニスプレイヤーとしてのピリオドを打つのに、これ以上の場所はない。どんな選手にもいずれこの日は来るのだが、それが分かっていても感傷的な気分になる。C・Tには彼が4大大会の優勝争いに絡めなかった分印象が薄いが、14年間のキャリアはかけがえのない財産だ。まだ先の話だが、「ESPN2」や「ザ・テニスチャンネル」の中継でマイクを持ったジェイムズを、また見かけるようになるのだろうか。
遂に全米OPにも変革の波が(ようやく)到来した。「アーサー・アッシュ・スタジアム」に屋根を付け、悪名高い「スーパー・サタデイ」も止めるらしい。これまでの悪い習慣をフィードバックするのに随分と時間がかかってしまったが、それでこそ「世界最大のテニスイベント」に相応しい。確か2003年のQFで、杉山がスキアボーネに再三の雨による中断で負けたのも、これで笑い話になるのかな?
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