2013年06月25日
開幕!ウインブルドン劇場
ウインブルドン初日は、アップセットが多くて面白かった。ナダルは復帰後、ハイペースで試合をこなしたせいで疲労の蓄積があったろうが、それよりも勝負所のタイブレークを2回ともきっちり取って勝ったダルシーを褒めるべきだ。普段あまり目立たない選手が、こういった大舞台で注目されるのはとてもいい事だと思う。GSタイトルは取れなくても、あのナダルにストレート勝ちをしたなんて一生自慢できる試合ではないか。1つ残念なのは、ただでさえ試合数が多いのに2チャンネル同時生放送もしないWOWOWのケチケチぶりだ。やはりスポーツ専門でないのは1番イタい。
NHK総合は(例年どおりの)可も不可もなくの内容で、それがいかにも公共放送らしい。人気スポーツの世界的イベントにもかかわらず「コンフェデ杯」との温度差は、この国でテニスが本質的に受け入れられていない状況を反映している。て言うか、いいものは素直に受け入れる寛容さ、臨機応変さがもっともっと必要だ。
これでフェデラーの優勝の可能性も出てきた。イージーでない事は分かっていても、期待せずにはいられない。18回目のGS優勝で、彼のキャリアはもう1年延長されるのか今から楽しみだ。
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